用途にあった印鑑とは
印鑑には様々な種類があります。用途によって大きく分けると、簡易的な印鑑として使えるシャチハタタイプと、重要な書類などで必要となる朱肉を使った実印や認印があります。インクが付属しており使いやすいのがシャチハタです。ボールペンの頭の部分に印鑑がついたタイプや、通常の柄のついたものが一般的です。インクをつける必要がなく、会社での回覧書類の印鑑に使う場合や宅急便や郵便物の印鑑として使う場合などに大変便利です。
簡易的な印鑑として、プラスチック製の既製品のタイプもあります。朱肉が必要になりますが文具店などで広く購入でき、価格も安いため手軽な印鑑として広く利用されています。この印鑑の場合は、中間的な存在にあり、通帳を作る場合や一般的な書類でも使用できます。シャチハタは不可と言った書類の場合には、朱肉を使ったこのタイプの印鑑の使用がおすすめです。
一方、大変重要な書類などで必要となる実印や認印には、一本一本書体や文字の彫が違う正式な印鑑の使用が望まれます。印鑑を専門に扱う会社にお願いすれば、そのような印鑑を製作することが可能です。価格は少し高価になりますが、一本は準備しておきたい印鑑と言えます。このように印鑑の種類は色々ありますが、用途に合わせて使い分けることが大切です。